死亡「遠隔」診断 遠く離れていても心は届くのか?
最近始まったICTを使った診察について、私の考えを書きました。
ホスピスで働いていた頃、過労でつぶれかけました。その時から、働き方、そして医師と患者の関係についても考える様になったのです。
医師の社会的役割
医師は人の生死の場に立ち会い、その上で診断書を書くことが医師法によって定められています。
自宅療養中の患者の臨終に際し、医師が遠方にいてすぐに立ち会えないのであれば、看護師が死亡を確認し、スマートフォン、タブレットなどを通じて、医師が死亡「遠隔」診断できるようにしようと、現在、厚生労働省で具体的な要件が議論されています。
今年度中には始まるというこの死亡「遠隔」診断を、現場の医師として自分のキャリアを振り返りながら考えてみようと思います。
| 固定リンク
コメント