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2013年9月16日 (月)

看取りの時、医療者は何をしたらよいのか? (死亡確認)

看取りの時、医療者は何をしたらよいのか? (死亡確認)

 

家族G 「主人が息を引き取ったとき、少し前から看護師さんがいてくれました。そのお陰で主人に何が起こっているのか良く理解できました。」

看護師A 「人を看取るときに、どんな風に接したらよいのか、いつ医師を呼んだらよいのかわからないんです。」

医師B 「大学では、人を看取るときに何をしたらよいのか教わりませんでした。死亡診断書の書き方は教わりました。」

医師C 「悲しみに暮れている家族を前にして、自分が何をしたらよいのか分からないんです。」

 

看取りが訪れた時、医療者が何をしたらよいのか。どのように死亡確認を行うか実践な取り組みとして、研修医を対象としたロールプレイを含む研修の取り組みもあるが、[23]実際は、そのような臨床での実践的な教育はほとんどなく、またどのような医療者の行為が家族にとって望ましいかは、医師や看護師の間で伝承された技能であるともいえる。

 

まず、死亡確認は日本では医師法で医師の業務として定められており, 脳死判定を除く、一般的な死亡は慣習的な三徴候, すなわち「呼吸の不可逆的停止」「心臓の不可逆的停止」「瞳孔散大(対光反射の消失)」で判定している. [24] これらの死の定義は, 特定の法律で定められたものではない。慣習的に日本の病院では, 死亡の徴候として, 心電図の平坦化を確認することも多いが、 心電図の平坦化は死亡確認において, 必須な条件ではない。通常の死亡確認に特殊な検査は必要ないと主張からも,[12]心電図モニターが必要である根拠はない。 また, 患者の臨終に立ち会いたいと考えている家族全員が揃ってから, 患者の死亡確認を行うことが,遺族は望ましいと考えている。[11]

 

臨終の時の家族の望む医療者の対応として、「家族の労をねぎらう」、「家族全員が揃ってから死亡確認をする」、「家族が十分に悲嘆できる時間を確保する」ことがあげられ、さらに、「病室の外から医師や看護師の声が聞こえて、不快なことがあった」、「あわただしく退院をせかされるようだった」ことが望ましくない対応であることがわかった。[11]

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