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2012年7月

2012年7月15日 (日)

今どきの在宅医療7 開業

平成24年7月2日に無事に、しんじょう医院は開業しました。
開業と言っても、区役所に書類を出しただけ、まだこれから1ヶ月後に「保険診療の開始」が厚生局に受理されると実際の診療を始めることができます。在宅専門の医院は、診察室を使うことがほとんどないため、パーティションで区切り普段は開けて広々と使うことができます。事前に役所の人とも打ち合わせしました。

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手前は、診察室で外来は緩和ケアの方、少人数。また家族の面談に多く使われるための場所です。医院のシンボルとも言えるテーブルが特徴です。アクタスでお気に入りのテーブルを買いました。このテーブルに座るとお互いの視線が微妙にずれてとてもコミュニケーションにはよいと以前から思っておりました。真っ正面、真横ではない斜めな感じが気に入ってます。ホスピス時代も、視線の方向にはいつも気を配っていました。横90度が一番のお気に入りです。しかし問題が。完成してから気がついたのですが、この診察室のパーティションを全て閉めると音の反響がひどく、話すには不向きなのです。何とかしないと。

そして、奥は院長のひきこもるスペースと、大型のテーブルが4つコクピットのように配置してあります。事務の方2人のテーブルで、2つは空席です。事務の方は、紹介の電話や、レセプト、電子カルテのスケジュール管理、物品の管理をします。一人は内勤で、一人は往診の運転と、往診先での事務説明をするために院長と共に巡回します。コンピューターはセコムの電子カルテを使っていますが、全てMacです。事務の方の目を守るために、ナナオのディスプレイを購入しました。(しかし、このディスプレイはグレアパネルのタッチパネルで、映り込みがひどく何とかしないと)Paralleles desktop 7の仮想環境でwindows 7を使用してアクセスします。モバイルでも使える電子カルテで、持ち出しようのMac book airと、iPhone, iPadでもアクセスできます。同じフロアにある、別法人の訪問看護ステーションでもカルテが閲覧できるようにしました。
連携しているクリニックは主に3つ。それらのクリニックのカルテはそれぞれアクセスできるようになっており、留守番対応も容易です。同じシステムなので、お互いの仕事も医師、看護師、事務レベルで全てノウハウを交換できます。
そして、また別の訪問看護ステーション2つとも電子カルテを共有しており、看護記録も記入できるようになっています。

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そして、院長のひきこもるスペースです。ついに僕にも個室(ではなくてアスクルの安いパーティションで区切っただけです)を得ることができました!夢にも見た個室。うれしいです。ちなみに自宅にも自分の部屋はありません。

実際の診療は8月からになりそうです。どんな活動ができるかと不安と期待で今から楽しみにしています。
そして、案の定あっという間にお金が飛んでいきました。今の僕には、「¥100,000」が「¥10」に見えてしまう恐ろしい状況になっています。

どうかこれからも、僕としんじょう医院をよろしくご指導下さい。

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