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2010年1月 4日 (月)

新年最初の仕事

今朝、今年最初の仕事にと張り切って病棟へ行くと、年末まで心を砕いて対応していた方、二人が既にお亡くなりになっていた。以前は、病院で起こる患者さんの全ての事を自分は知っていなくてはならない、どんなときも、駆け付けて自分がまず患者さんに触ってあげなければならないと思い、特に若い頃には家族を顧みずに仕事に没頭していた。
また、それが患者さんや家族の信頼を勝ち得る大切なことだと思っていた。

最近、少々疲れ気味なのか、全てを追いかけるのはできないなあとつくづく思い、この数日は思い切ってきちんと休み家族との時間をちゃんと過ごし病棟に戻ってみた。

信頼できるスタッフがきちんとみんなそれぞれの時間を対応して、ちゃんと患者さん二人とその家族を道案内していることが分かりました。

それぞれの患者さんにお別れをするために部屋へ行く時はとてもなんだか、申し訳ないような、合わす顔がないようなそんな気分でしたが、ちゃんと僕を普通に迎入れてくれました。やはり患者さんと家族の別れには僕はあくまで他人の道案内役。そんなに気負って仕事をしてはいけないのかなと考える新年でした。

患者さんとその家族に起こること全てを知っておかなければならないというのは、熱意ある責任感あるほめられるべき態度なのかもしれませんが、どこか傲慢になり「自分が誰よりも知っている」という気持ちが大きくなりすぎます。やはりみんなで(チームで)働くと言うことはこういう事なのかもしれないなと考える新年の最初でした。

二人の患者さん、さようなら。

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