2020年3月10日 (火)

クラシックコンサートを安全に開催するための、新型コロナウイルス対策について

私が所属する六甲フィルハーモニー管弦楽団は3月8日の公演を中止しました。 医学的にエビデンスに基づく対策だけでは、人の感情を安心させることができないこと、観客の多くは高齢者であること、国内の多くの学校が一斉に休校となったこと、イベントの開催の自粛要請が政府からあったことから、致し方ない決断と考えます。 一方で、クラスター感染の原因となる、「屋内の閉鎖的な空間」で、「人と人とが至近距離」で、「一定時...

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2020年2月10日 (月)

講演はしばらく止めることにしました

2020年2月8日に岸和田市で講演を終わりました。予告していたとおり、これをもってしばらく講演活動は止めることにしました。 一番の理由は、自分の言葉にオリジナリティがなくなってきたからです。誰かが言いそうなことを、自分の口で言うだけになってしまっている。我が身から絞り出した、現場にいるからこそ発信できる言葉ではなくなってきました。 30代では、自分の言葉に力があると思い込んでいました、所詮は誰かが...

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2020年1月29日 (水)

「子供達が家族を守っている」

かつて私が高校生の時、友人の家に遊びに行き、彼の家族と夕食を共にしたときの事です。彼は、自分の事を名前で呼び、「パパ、ママ」と親のことを呼んでいました。また彼の兄弟も同じく自分を名前で呼んで、楽しそうに食卓を囲んでいたのです。普段、私と話すときは「オレ」というのに、家族の前では自分の名前で呼ぶ甘ったるい口調に、勝手に恥ずかしさを感じてしまい、見てはいけないものを見たような変な気持ちになったのです。...

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2019年12月11日 (水)

「 病院? ホスピス? それとも 自宅? 」 ~病人は何を考えどう過ごしているのか~ 講演記録

2019年11月16日 いなべ総合病院で講演をしました。 「 病院? ホスピス? それとも 自宅? 」 ~病人は何を考えどう過ごしているのか~   講義のプレゼン資料 PDF   当日の動画  ...

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2019年12月 2日 (月)

表現とはアートとは アドバンスア・プランニング(人生会議)のポスターは何が問題だったのか

今回唐突に厚生労働省から発表された、アドバンスケア・プランニング(人生会議)のポスターが、わずか数日で撤回されました。最近の厚生労働省は普及、啓発にポップなデザインを採用することもありましたが、さすがに人の生き死にに関わることまでポップにするとは驚きました。僕も厚生労働省宛に終末期ケア、緩和ケア、在宅医療に関わる医師としてこのポスターに反感を抱き、撤回を求める抗議文を送りました。厚生労働省のポップ...

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2019年11月26日 (火)

「人生会議(ACP; アドバンスケアプラニング)」のPRポスターが、国民として恥ずかしいレベルをはるかに超えて、もはや怒りしか感じない件

僕は、最近講演のほとんどを断り(嫌なことが多すぎて製薬会社とは仕事しない)、また人生会議や、アドバンスケアプラニングに陶酔する人達の仕事を請け負っては冷や水をかぶせるという仕事を続けています。 「人生会議」とadvance care planingを呼び変えた頃から、いや行政が研究をプロパガンダに利用した時点から、この国の官僚のやり方はうまいなと思っていました。 茶の間の会話に、行政が関与するとい...

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2019年11月24日 (日)

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と鰻屋のタレ

昨日、新しく堺市にできた、フェニーチェ堺の大ホールで、憧れのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏会を聴きに行きました。 大学生の頃から、その響きにCDの録音でしたが夢中でした。コンセルトヘボウのCDジャケットの配色も気に入って、「美しさ」をは何かを教えてくれました。   でも、自分の感じたその「美しさ」をどう言葉で伝えるのか、なぜその「美しさ」を「美しい」と感じるのか...

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2019年10月26日 (土)

全ての人は、自分の心の中にあるプライバシー設定を見直さなくてはならない

面識のある、Romiさんのnoteをシェアしつつ、自分の中に棲むモンスターについて書いておきます。最後に患者、家族、そして医療者、患者会の皆様に、私からの提言があります。最近、学会でも個人的にも、発言していることですが、今一度、患者のプライバシーを医療者は軽視していないか、その事を皆さんに伝えたいと思います。 私は開業してから在宅医療に関わるようになり、患者や家族から、「先生がブログやSNSをして...

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2019年7月 5日 (金)

がんの患者さんに、『民間療法を受けたいのですがどう思いますか』と聞かれたとき、どう答えたら良いのか

 診療中の患者に、民間療法について意見を求められると、どう答えたら良いのかわからず、戸惑いを覚えるのは誰しも経験していることと思います。民間療法はCAM (complementary and alternative medicine)と称され、ある調査では11-95%の患者が民間療法を自分自身で取り入れていますが、半分の患者は、医師にCAMの事を話せないと報告されています[1]。 医師に話せない理...

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息子の気持ちを飲んでいます(がん患者の民間療法について コラム)

私が、大学を卒業する前、医学部のある宿題で、自分で自由に選んだ病院の見学をしてくることという課題がありました。 たまたま週刊誌で見かけた「みるみる癌が消える!奇跡の病院」のようなタイトルの記事がありました。数人のグループでその怪しい記事を読み、こういう病院は一体どういうところなんだろうと、半ばインチキを見抜く好奇心で胸をふくらませながら、直接病院に連絡し「見学をしたい」と申し込みました。これから医...

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