2017年8月 8日 (火)

夏の夜の夢と苦しみ。不眠の私が、不眠を考える。

今年も夏が暑い。暑さに弱い私は、昨年から不眠(夜中に何度も目が醒める)にもなり、さらに弱々しくなってしまった。夜中に目が醒めると、次に眠るきっかけを作るためなのかついついトイレに行き用をたす。なるほど私が診察して来た人達も、夜にトイレに何度も行くのはこう言う理由だったのかと、身をもって知るようになった。いや、私はただ夏の暑さに弱いだけで、決して前立腺が変化したわけではない、そう自分に言い聞かせなが...

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2017年6月27日 (火)

病室の問題集。勉強するのは何のため?

僕には、今でもずっと忘れられないエピソードがあります。 医者になってからも、何かの機会にふと思い出しては、「彼」の行動とその意味を考えてきました。まだ自分の心の中で、どこに整理ししまっておいたら良いのか分からないエピソードなのです。心のフックに、未整理のまま取り残され続けているのです。そろそろ、自分の中でどこかに整理したい、整理できるのではないかと思い、そのエピソードを書いてみようと思いました。 ...

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個人の信念を越えて、 鎮静を巡る議論をするために

以前に書いた書評ですが、こちらにも再録します。今までも今も共にこの問題に一緒に取り組み、また私にとってとても大切な指導者です。 世の中に、根拠の乏しい経験のみで語られる鎮静の議論、書籍を憂いて書かれた本だと、著者をよく知る私は思っています。「オレはこう思う」の些末な議論を退ける、多面的な考察を展開しています。 終末期の苦痛がなくならない時、何が選択できるのか? 苦痛緩和のための鎮静〔セデーション〕...

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2017年6月19日 (月)

「がんと命の道しるべ」出版のお知らせ

本ブログ、ヨミドクター、青海社「緩和ケア」の原稿を集め、再編集、加筆した本が発刊されます。 「がんと命の道しるべ」 余命宣告の向こう側 Amazonリンク 日本評論社より、7月30日に発売予定です。一般の方に読んで頂けるよう、内容は専門的にならないように書き換えています。 最近SNSの書き込みも、ブログの更新も今ひとつでした。実はこの本にかかりっきりでした。何度もゲラを読み返し、文章のリズムを整え...

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2017年4月19日 (水)

癌による黄疸の治療とエビデンス。医師に影響するバイアス。

診療している個々の患者に最適な治療を選ぶこと、これは本当に難しいことだと思います。決断する時間は少なく、答えを迫られます。 そのために、白(出来ることは全て治療する)、黒(何もかも治療しない)と短絡的な治療方針になりやすいことも医師にとっては宿命的なことなのです。 毎週勤務している病院でも、なかなか個別に治療を選ぶことが出来ない現実を垣間見ます。かつて私は胃瘻に関しての考えを書いたことがありますが...

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2017年4月14日 (金)

患者は、以前の医師を覚えているのか? 医師の言葉に傷つく患者、家族たち。 後編

(ここに書かれた内容は、私の心の中では真実ですが、実在しない患者の物語です。しかし、後編の一部には、患者、家族たっての希望で、医師の語られた言葉そのままに書いています) 医師・患者関係は例え良好であっても、一時的なものです。それは学校の教師と生徒(自分自身)との関係のようなものです。小学校の時の教師を、中学校に進学すれば覚えていますが、その存在を求めることはありません。高校生の時の教師に、自分の将...

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患者は、以前の医師を覚えているのか? 医者離れ患者離れ 前編

(ここに書かれた内容は、私の心の中では真実ですが、実在しない患者の物語です。しかし、後編の一部には、患者、家族たっての希望で、医師の語られた言葉そのままに書いています) とある会の席で、若い医師と対話しました。患者に対する治療を丁寧に考え、真摯に向き合う方であることは話しぶりからすぐに分りました。その彼が、「自分の病院では、診察している患者を年に数人しか看取ることがない。それぞれ別の病院に移った後...

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2017年2月28日 (火)

超・開業力 在宅医療・クリニック経営の新常識と新城式

金原出版のウエブサイトで連載していた、在宅医療、開業、チーム医療の実践に関する記事が書籍にまとまりました。 2月22日発売です。 どうか皆様もご一読いただき、何か心に残る言葉を見つけていただけたら嬉しいです。本の中では、私の今まで生きてきた中で出会った言葉、その言葉から何を実践してきたかをお伝えしています。 帯は扇情的なメッセージですが、いろんな職種の方と敬意を抱きながら、連携するにはどうしたらよ...

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2017年2月20日 (月)

グリーフケアとしてのクリスマスコンサート

開業以降、毎年大切にしている日があります。クリスマスに行っている、コンサートです。幼少からバイオリンを弾き、今もアマチュアオーケストラに参加し、音楽は私にとってとても身近なものです。ホスピスで働いていた時も、季節のイベント時には、ボランティアの方々と一緒に、小さなコンサートをしていました。 ホスピスでコンサートをしていたときには、入院している患者さん、ご家族のために演奏していました。とても喜んでも...

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2017年2月 6日 (月)

「最期は苦しみますか?」 全ての苦痛は緩和できるか

現在ヨミドクターのさよならを言う前に~終末期の医療とケアを語りあう~に不定期連載をしております。 現在、鎮静に関する話しを2回に分けて掲載しております。ぜひご覧頂き、コメントにご意見を頂きたいと思います。 「最期は苦しみますか?」 全ての苦痛は緩和できるか(上) 「最期は苦しみますか?」 全ての苦痛は緩和できるか(下) 日常医療現場に居る医療者だけでなく、一般の人達、住民の人達にも自分の受ける医療...

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